最近、「No」と言いましたか?
私は言いました、chatGPTに。
人間相手じゃないんかいというツッコミが来そうですが、まあそれは置いておくとして
「No」が言えることはとても大切だなと改めて思いました。というのも、「No」を言えるということは、ものすごく安心感につながると思ったからです。
例えば、あなたが職場で期限が迫る仕事をとても忙しくこなしていたとしましょう。そんな中、上司や同僚から新たな仕事や頼まれごとを持ち込まれたとします。そこで「No」が言える環境にあるかどうか。
また別のケースでは、私は介護職の経験がありますが、施設での介護においては、集団でのレクリエーションというものが日常的にありますね。そうしたレクリエーションには出来るだけ参加していただくことが一般的にはよしとされるわけです。いわゆるフレイルなどの防止にもなるので、もちろん良い事ではあります。しかし、その”良い事”に誘おうと職員さんが躍起になり、あまり気の進まない入居者さんを強引にレクリエーションの場に連れ出す、という事もままあるものです。それはあかんやろと思いますが、割とそうなりがちな事は、介護現場で働いた事のある方はご理解いただけるかと思います。
…そう、これ、「No」と言えない状況なんです。優しい方ほど「No」と言いづらい。職員さんに気を遣ってくださる方も少なくないんですよね。職員さんも良かれと思って、渋る入居者さんを上手に誘導したりもされています。気分良く参加できるならそれは何よりです。しかし上手くいかないときに引かない方も多い。そして職場の空気も引くことを良しとしなかったりする。
こうした積み重ねが、「No」と言えない環境を作ってしまったりします。
だから、「No」と言わせてもらえる心の余裕というか、余白というか、そういう場の空気づくりというものがとても大切だと思うのです。
思いませんか?