ある記事を目にして気になったのでご紹介。
千葉県一宮町では、津波による被害から住民の命を守るため、防災ドローンシステムを導入。このシステムは、海岸線約7.5kmを飛行し、避難の呼びかけや被害状況の確認を自動で行える仕組みだそうです。
先日、カムチャツカ地震に伴う津波注意報が発令されると、ドローンが自動で出動。町職員は屋上から飛行を確認し、現場に派遣されることなく安全に状況確認。この日は4回の出動があり、幸い避難誘導は不要でしたが、職員さんにとっては大きな安心感となったそうです。
導入されたシステムは、Jアラートと連動して自動運用できるのが特徴。海岸沿いの状況を一元管理できるため、災害時の迅速な対応が可能とのこと。
町の防災行政担当者さんは「ドローンが飛んだら避難するという考えが全国で広まれば、多くの命を守れる」と話しておられます。千葉北はオリンピックもありましたが、波乗り道場としてサーフィンの大会などでも知られています。もしかしたら、最先端の技術を活用していこうという機運が高まるような環境が整っているのかもしれません。
こうした防災対策が各地進むことで、沿岸部の安全性・安心感がより高まっていけばいいなあ、と思いました。